熊撃ち
今回の一押しは、久保俊治の(熊撃ち)。僕より10歳上の人で、熊猟を生業とし、森での生活、20代の頃を描いたノンフィクションです。まさにリアルな山での日々や、過酷な状況もものともしない、猟に対する信念。これは、ハードボイルドを地で行っているような、動物との駆け引き。そして自ら育てた猟犬フチとの生活、そして別れ。泣いてしまいました。(木枯らし紋次郎)が14巻で終わった時「もう紋次郎に会えないのか。」と思った時のように、「もうフチに会えないのか。」(35 ・6年も経ってるんやけどね)みたいな。読み終わった翌日は、何か無力感でテンション上がらんかっかな。
by morizawak
| 2013-01-30 21:46